最近相談件数が増えてきたES添削や話し方のコツ。
今日は就活生や若手営業マンに向けて効果的な伝え方・話し方をお伝えします。
今からお話する方法は、某外資系メーカーでも初期トレーニングがある内容です。
なぜこのトレーニングが重要か。
人は論理だっていない、もしくは整理されていない話を聞くと苦痛に感じます。
話を聞いているのに自分の頭で再整理をしないと理解できないと、話の中身に集中できない、もしくは疲れてしまいます。
せっかくいい事を伝えようとしているのに、相手が疲れてしまっては相手も議論したい、もっと話を聞きたいってなりませんよね?
だからこそ、話が聞きやすい流れ、ストーリーで伝えることが重要です。
相手にどうやって話すべきなのか、就活や営業でも使いやすいのでぜひご活用ください。
ちなみに、応用しやすいように内容を一部省略やリフレーズしています。
まずフレームの構成です。
⓪簡単な結論を述べた上で、
① 状況要約・背景を伝える
② 問題・課題を述べる
③ 打ち手・アイデアを伝える
④ 具体的な行動を述べる
⑤ メリットを述べる
⑥ 結論を述べる
と話を進めていきます。
これだけ聞くと、当たり前のことじゃん!って思われるので、ポイント等を下記に解説していきます。
⓪簡単な結論を述べる
まず、一番最初の結論を述べるですが、ここは要注意です。
たまに結論を言わなきゃ!!っていう思考が強すぎて、結論が長すぎる人がいます。
そうすると何が起こるかというと、その後の話とまるっきり重複してしまいます。
なので、結論は簡潔にしましょう。
むしろ、続きがきになるような”何だ??”って前のめりになれる結論が重要です。
① 状況要約・背景を伝える
② 問題・課題を述べる
③ 打ち手・アイデアを伝える
④ 具体的な行動を述べる
⑤ メリットを述べる
⑥ 結論を述べる
⓪簡単な結論を述べる
① 状況要約・背景を伝える
相手が話を理解できるように、今から話すことはどんな状況、どんな背景だったのかを話しましょう。
例えば部活の話をするにしても、何の部活、何名くらいの部活だったのか、等の基礎情報がないと想像がし辛いですよね?
相手が、状況をイメージできるように情報を伝えましょう。
一方で、情報の詰め込みすぎにも注意です。
情報量については、一度周囲の先輩や社会人に話してみて、伝わるかどうか、伝わりやすいかどうかを確認することをオススメします。
② 問題・課題を述べる
③ 打ち手・アイデアを伝える
④ 具体的な行動を述べる
⑤ メリットを述べる
⑥ 結論を述べる
⓪簡単な結論を述べる
① 状況要約・背景を伝える
② 問題・課題を述べる
①で述べた中で、”何が問題なのか/問題だったのか”を話しましょう。
その上で問題を解決するために設定する課題、設定した課題を伝えましょう。
ここで、はてなが多い人は、一度問題と課題の違いをぜひ理解することをオススメします。
就活生に限らず、社会人でも問題=課題と捉えている人がいますが、違うものであると捉えるべきです。
問題と課題は異なるものです。
いくつも問題がある中で、何かに着目し、その問題を解決するために必要なことが課題です。なので課題に取り組むことによって、問題が解消されビジネス・組織やチーム等が前に進みやすくなることです。この思考が話の中やES等にあると、”お、よく考えているなぁー”と感心されることが多くなります。
資料出典; 問題と課題の違い【改善活動の基礎講座-カイゼンの基本編:第3章】|カイゼンベース (このサイト非常にオススメです!)
③ 打ち手・アイデアを伝える
④ 具体的な行動を述べる
⑤ メリットを述べる
⑥ 結論を述べる
⓪簡単な結論を述べる
① 状況要約・背景を伝える
② 問題・課題を述べる
③ 打ち手・アイデアを伝える
課題を設定したら、ここで”何をするべきなのか/何をしたのか”を伝えましょう。
ポイントは、②で話をしたこととリンクしていることです。
ここがたまに繋がっていない人がいますが、③をなぜするのか?という問いに対して②で話したことがそのまま答えになるかをダブルチェックしましょう。
④ 具体的な行動を述べる
⑤ メリットを述べる
⑥ 結論を述べる
⓪簡単な結論を述べる
① 状況要約・背景を伝える
② 問題・課題を述べる
③ 打ち手・アイデアを伝える
④ 具体的な行動を述べる
打ち手・アイデアを伝えたら、具体的に何をするのか、何をしたのかを2−3つくらいに分けて話しましょう。
もちろん、1つでも問題ないです。
何を”感じているのか/感じたか”、よりも、”何を行動するか/行動したか”、という点に注意して伝えましょう。
⑤ メリットを述べる
⑥ 結論を述べる
⓪簡単な結論を述べる
① 状況要約・背景を伝える
② 問題・課題を述べる
③ 打ち手・アイデアを伝える
④ 具体的な行動を述べる
⑤ メリットを述べる
打ち手・アイデア、具体的な行動を伝えたら、最後はそれによって”何がもたらされるのか/もたらされたのか”を定量・定性的に伝えましょう。
何がどれくらい改善されるのか、されたのかを数字と感覚の両方で語れたら完璧です。
⑥ 結論を述べる
⓪簡単な結論を述べる
① 状況要約・背景を伝える
② 問題・課題を述べる
③ 打ち手・アイデアを伝える
④ 具体的な行動を述べる
⑤ メリットを述べる
⑥ 結論を述べる
最後に結論です。
このプランや行動によって何を達成するのか/達成できたのかを伝えましょう。
就活生の場合は、それが強みになっていることをかぶせて伝えられるといいですね!
例)この経験から◯◯に自信を持っています。のような具合です。
いかがでしたでしょうか?
少しイメージできましたか?
いきなりフレームに沿って100%話するのは難しいと思います。
また、フレーム信者になって100%ガチガチに話すのもオススメしないです。
柔軟に、そして、わかりやすく話せるように日々努力して行きましょう。
明日も1日前向きに進んでいきましょう!