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【P&Gを辞める話】 - キャリアの作り方②- なぜスタートアップか?

22年8月に大手P&GからスタートアップのFintech企業に飛び込む決意をした筆者ですが、前回の下記投稿の続きとして、本日はなぜスタートアップにしようとしたのか?をお伝えします。

 

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結論を先にまとめると、

  • 20代にキャリアを完成させるうえで、もっていない領域を埋めに
  • 先が見通せない、変化を楽しめる環境に
  • 大手の看板を捨てて実力勝負に

といった理由です。

 

まず1つ目の、

  • 20代にキャリアを完成させるうえで、もっていない領域を埋めに

ですが、

これまで筆者は

新卒でリクルート(メガベンチャー/人材・IT)⇒転職でP&G(大企業/製造業)と歩んできたわけですが、あえて1社目と2社目はなるべくかぶらないように選択しました。

結果として、アンラーニングをしながら知識も得て、まったく異なる業界でどうやって成果を出すかを学びつつ、まったくちがう経験を積むことができました。

私としては、この2社の経験が自身の器と可能性を大きく広げてくれたと思っています。

なので、3社目も20代はあえて違う規模・領域を選択することで、30代で活躍する場を選ぶ際に、自身の飛び込める世界を少しでも増やすようにしたいと考えました。

結果として、

メガベンチャー⇒大企業⇒?と考えると、スタートアップ。

人材・IT⇒製造業⇒?と考えたときに、興味を持っていたFintech/SaaS領域となりました。

 

上記選択することで、よりそれぞれの規模でのいいところ・わるいところ、特徴的なことを経験することで、キャリアの幅が広がり、深みもでると思っています。

 

ちなみに、なぜ製造業から金融にいったのか?は実は私の仕事観で理由があるので、その点は次回お伝えさせていただきます。

 

2つ目の、

  • 先が見通せない、変化を楽しめる環境に

ですが、

辞める理由でもお伝えした通り、P&Gで自分自身の将来が解像度よく想像ができた瞬間に、”あ、つまらないだろうな~”と思ってしまったことが背景です。

私個人的には、想像ができない未来のほうがより楽しく仕事・生活を過ごすことができます。

なので、想像ができてしまった時点で、その会社での私のキャリアは私にとっては死を意味していました。

 

3つ目の、

  • 大手の看板を捨てて実力勝負に

ですが、

これは完全にリクルート・P&Gという名前から想像つくと思うのですが、会社の名前で仕事ができてしまいます。

正直、担当者がどんな人であろうと、仕事は回ります。大手なので、得意先・先方も相手せざるを得ないからです。

結局こういう環境ですと、個人のスキルは成長せず、会社に依存する形になります。

これまた別途お伝えするのですが、大企業で働く人がスタートアップで副業・業務委託をすべき、と強くおすすめする理由が上記です。

自分は何者か?を考えたときに、○○会社所属の△△(あなた)です。という風にならないようにキャリア構築したいと新卒から思っていました。

その思いが、いまようやく看板なしで戦ってみようという決意に至っています。

 

みなさまにも、ぜひ人生の転機となる転職をするにあたり、キャリアの作り方を参考にしていただけると幸いです。

ご質問・ご相談等あればぜひご連絡ください!